映画「ジャスティスリーグ」

アメコミヒーローが集まり悪と戦う話なのだが

いまいちアベンチャーズとの差がわからない私。

ガンとかで戦うより意外に剣を使ったり体を張って戦っている。

 

ワンダーウーマンは美しく強いのだが、

バッドマンは意外に弱いらしいのが新鮮。

スーパーパワーのあるみんなをリクルートしている時に

自分のスーパーパワーを聞かれて「金持ち」って答えていたし。

そしてスーパーマンが驚異的に強いらしいのも新鮮。

フラッシュは愛嬌があって可愛い。

そしてどの国でもオタクというのは一緒なのだと知る。

 

ここでもJKシモンズ出演。

彼はすべてのアメリカ映画に出ているのだろうか?

 

テーマソングのCome Togetherがすごくかっこよかった。

映画「ジョン・ウィック」

 

 映画「亜人」のスレでなにかと比べられていたジョン・ウィックだったので

その点に注目。

確かにガンアクションはすごい。

そしてキアヌも割と年齢的に厳しいのかと思ったが

かなり頑張っていた。肉体も作り上げた模様。

続編もあるみたいなので見てみたい。

映画「愛と哀しみのボレロ」

 

愛と哀しみのボレロ Blu-ray

愛と哀しみのボレロ Blu-ray

 

 ダンス映画かと思っていたら、大河のような映画だった。

 

スタートはボレロから始まるのだが、オーデションのような場所で

女の子がふたりで踊るのも美しい。

ボレロをピアノの編曲で演奏されるのもとてもよかった。

 

戦争時のヨーロッパが主な舞台なので、どうしてもユダヤ人狩り

ついてまわる。他の映画でも見たことがあるが、ドイツ人が学校に来て

子供たちのズボンを脱がせ割礼をしている子ども探すシーンもある。

そしてそれをかばう先生たち。

どうしてユダヤ人だけがこんな目にあうのだろうかと

やはり考えてしまう。

 

その後戦争が終わりアウシュビッツから帰った時のフランスの駅で

ひっきりなしにアナウンスが流れ、お迎えの人はどこへとか

身寄りがない人はどこへとかすごくオーガナイズされていて

びっくりした。案内もいてすごい。

 

アメリカではやはり他人事なのだが、そんな中でも戦争に

出かけて行って亡くなっている人もいる。

それも必ずしも戦闘でというより、パラシュートで落ちてとか

そんな理由だったりする。

 

フランス人女性でも生きていくためにドイツ人たちと付き合っていた人は

戦後みんなのいじめにあったりさらされたりすごく悲惨で悲しい。

 

すごく長い映画だったので不安だったが最後まで興味深く見れた。

 

ボレロは唯一好きなダンスだ。

バレエでも物語がある演劇要素の高い作品が好きで、踊りを見せるものは

好きではない私だが、この作品だけはすごく惹かれる。

また舞台でボレロが見たい。

 

 

 

「不時着する流星たち」 小川洋子

 

 

不時着する流星たち

不時着する流星たち

 

 実在の人物をモチーフにした短編集。

グレン・グールドも入っていたので興味をもって読み始めたのだが

この本では私好きする話がないと読み進んでいたが、

「肉詰めピーマンとマットレス」は最初から最後まで

ノスタルジックで心がじんとしびれるような話だった。

 

主人公の女性が息子の住むスペインを訪れる話。

子供だと思っていた彼はそんなに長くいるわけでもないのに

現地の言葉も繰り、何も知らない母のために現地の手引きを

手作りで書いてくれておりそのやさしさにも涙。

その大切にしていた手引きを近所でなくし慌てて探しにいくが

見つからない。

回想で子供時代に幼稚園のお迎えが遅れた時に

「おめめに、嵐がきたよ」と母の顔を見るなり目じりにたまった

涙を震わせ濡れたまつ毛で瞬きをしたという様子も

その描写だけですっかり母の気分で涙。

 

大きな事件がなく、淡々と日常の風景が描かれているのだが

ずっと肌触りのいい柔らかい毛布に包まれているような

気分になる話だった。

 

「ゴッホ展 巡りゆく日本の夢」 東京都美術館

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こちらの方が北斎より混んでいると思ったが夜間の時間に入りかけていたせいか

思ったほどではなかった。

 

こちらも日本に関心を寄せていたゴッホの作品を展示している。

ゴッホといえばvividな色合わせと力強い筆遣いといった印象だが

意外に柔らかいキレイな色の組み合わせもある。

「夾竹桃と本のある静物」とか。

 

それにしてもゴッホは有名な作品が多く、なんとなくすべて知っている気が

していたが、思いのほか見たことがない絵がたくさんあり

それが驚きだった。

でも冷静に考えればすべての絵を見ていることなどありえないわけだが。

「北斎とジャポニスム~HOKUSAIが西洋に与えた衝撃~」 国立西洋美術館

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この美術館の展覧会は私の好みのものが多いのだが、これもさほど混雑は

していないだろうと甘く見ていたらすごく混んでいた。

 

北斎や浮世絵、日本画などが西洋美術にいかに影響を与えたかを

元絵と西洋画を並べて解説している。

ちょっとこじつけっぽいものもあったが。

 

見ていてリトグラフや版画が私は好きなのだと知る。

ヴォイチェフ・タデウシュ・ヤスチュシェンボフスキの「並木」など。

そしてモネは自分的にはおなかいっぱいと思っていたが、やはり美しくていい!

「黄色いアイリス」などもはっとさせられる。

 

日本の絵をモチーフにしてシンプルで洗練された作品に仕上げていく

フランス人もすごいと思った。

 

常設展も見てみたがこちらもよくて得をした気分だ。

 

 

映画「女神の見えざる手」

 

 

ロビイストというと日本ではいまいちピンとこないのだが、映画を見ていると

理解できる。アメリカでは大活躍だ。

 

主人公の女性はすごくきれるロビイストで、最初は一流企業に

働いているのだが、自分の信念のため転職する。

彼女の手段を択ばず目的達成に全力を向けるのはすごい。

会話も早口で難しい話をしているので最初はついていくのも大変。

そして何かにつけてTo the pointと会話に入っていた(笑)

大手の企業に圧力をかけられたり仲間と険悪になったり、

精神的にも追い込まれたりといろいろと困難があり、

最後まで飽きさせない。

 

内容が分かったうえでもう一度見返して復習したいと思う映画だ。