「レ・ミゼラブル」

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映画館で予告を見たときにその迫力と美しい歌の旋律にとても興味惹かれ

それまではまるで関心がなかったレミゼラブルが見たいと思っていたが

予想外の大ヒットで混んでいるしな~と引き伸ばしになっていた。

そろそろ空いてきたかと映画館に行ったが、いまだに平日の昼間でも

渋谷の映画館では中央あたりはいっぱいのお客さんがいた。

 

どの歌も迫力があり、美しいが、幼いコゼットが歌う曲が、童謡のような郷愁を感じさせよかった。革命を起こそうと盛り上がっているシーンで歌われる「民衆の歌」は耳なじみがあり、シーンにあまりにマッチしているので、一瞬ラ・マルセイエーズをうたっているのかと思ってしまった。

またマリウスたち若き希望に燃える革命家たちが隠れ家で決起の歌を歌うシーンで、一人で恋に落ちてしまい心が奪われてしまったマリウスが、どんなにそれが大切かを歌うシーンは、革命の歌をもじり、自分の気持ちを正直に歌うのだが、その歌に合いの手を入れて掛け合いをする黒い髪のいたずらっこのような男の子がかわいかった。

 

執拗にジャン・バルジャンを追い続けるジャベールという警官役はラッセル・クロウだったと後で知るが、見るたびに「南朋ちゃんに似ているわ~」と思い話に集中できない。ヘレナ・ボナム・カーターが出ているのだが、昔はあんなにかわいらしかった彼女だが、すっかり最近は妖怪系になって淋しい限りだ。