- 出版社/メーカー: Amuse Soft Entertainment =dvd=
- 発売日: 2010/07/23
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やくざになりきれないチンピラ2人の苦悩と友情を描く。
もういい年だし、このままじゃいけないと思いながらも
ヤクザになるには一から下っ端としてこの年ではじめるのはきつい。
悩みながらも刹那的に生きている。
やがて洋一(柴田恭兵)はやくざになり、道夫(ジョニー大倉)は
今までどおりチンピラでノミ屋行為で生きていく。
親分が刺されたとの連絡に慌てて洋一が組事務所に駆けつけると
犯人は意外な人物で・・
映画の醸しだす雰囲気とかでなんとなく最後は哀しみのなかやりきれなく終わるのだなと
思っていたのだが、意外とそんなことはなく、ちょっとしたどんでん返しで
終わってほっとした。
80年代の風俗が懐かしいような小恥ずかしいような感じだ。
主人公のふたりの回りはお互いに「ちゃん」呼び(洋ちゃん、みっちゃんなど)していて
それがなんだか可愛い。それ見て、ふと最近はちゃん呼びはあまりなくなって
きているのかととも思った。
どちらかというと呼び捨てとかあだ名とかのような。
私はちゃん呼び大好きなので大人たちにも続けて欲しいな〜。
そしてチンピラな割には、しゃべり方が乱暴ではなく妙に可愛いところがある2人。
柴田恭兵は声が優しいから得にそう感じるのか。
私にとって柴田恭兵は「芝野さん」で、あぶデカなどを見ると面影がなくて
淋しく感じるのだが、この映画では、この顔が芝野さんになっていくのだなと
納得できる容姿だった。そして誰かのブログで彼の背中が美しいとあったが
それにも納得。