「かもめ食堂」

かもめ食堂 [DVD]

フィンランドで和食の食堂を営む女性サチエ（小林聡美）は
開店１ヶ月してもお客がやってこない。
そこへお客一号としてやってきたアニメおたくの青年に
ガッチャマンの歌詞を聞かれるが思い出せず、ずっと気になっていたところ
本屋で偶然見かけた日本女性ミドリ（片桐はいり）に聞くと
あっという間に分かってしまった。

行くあてのないミドリを自宅に泊め、やがて彼女もかもめ食堂を手伝っていく。
食堂が流行るように彼女なりにアイデアを出してがんばるが
なかなかお客さんはやってこない。

やがて両親の介護を終えて息抜きにとフィンランドを訪れ、飛行機で荷物が
紛失したままのマサコ（もたいまさこ）もかもめ食堂を訪れ
いつしか彼女も一緒に働くことに。

いろいろな人生が日本でもフィンランドでも繰り広げられている。
淡々と受け止めながら、今日もおいしいご飯を作る。

あんなにお客もこないのに、どうやって生活をしているのか
不思議なサチエは、家もおしゃれな家に住んでいる。
インテリアも素敵な家は広さも十分。
食堂の方も最先端のおしゃれな雰囲気ではないが
小奇麗で居心地のよさそうないい店だ。

噂に違わず、出てくる料理がすべておいしそうだった。
それが凝った料理ではなく、みんな素朴なものというのが
またおいしそう感が増してしまう。
シナモンの嫌いな私も食べたくなるシナモンロールとか。
とんかつを切るところもさくさくといい音がする。

最後はほっと終わる。

ところでスナフキンとミーが異父兄弟だって本当なのかしら？