「サンピエールの生命」

あるフランスの島で殺人事件が起こり、その犯人ニールは死刑の判決を受ける。税関吏の夫のもとでしばらく拘束することになったのを機に、住民のための労働をさせて行くマダム・ラ。だんだんとニール自身も改心をし、住民の見る目も変わり、みんなの生活になじんできた頃ギロチンが島に届いた。死刑反対の運動を起こすが・・・

ジュリエット・ビノシュ扮するマダム・ラは信念の人で正しいことはやりとおす強い心を持つ。彼の夫も全面的にサポートをして正義感の塊といった感じだったが、最終的には二人にもニールにも悲しい結末が待っていた。