「Dearフランキー」 エミリー・モーティマー ジェラルド・バドラー

耳に障害を持つ一人息子に、ずっと父親を装い、手紙を送り続ける母親。
そんな母子の前に、存在するはずのない「父親」が現れた・・・・

主人公の男の子フランキーと母親がすごくなまっていた。
フランキーの父親は外国航路の船に乗っていることになっているので、それを地図で追ううちに地理がいつしか得意科目になっていた。その彼の前に父の乗っているアクラという船がやってくることになる。父親ととうとう会えると期待する彼のために母親は父親役をお金で雇うことに。
その彼がよろこびいっぱいで愛情を無邪気に表現して父親に抱きつくシーンはちょっと切ない。すっかり父のことが好きになってしまい、甘えるようにもなる。あんなに可愛い笑顔を見せられたら赤の他人でも心がぎゅっとなってしまう。
でも子供は大人が思うよりいろいろなことを感じているし知っているのだなというのがこの映画の感想だ。