ある田舎町で有力者の一族が次々と殺される。
ある薬を巡りこの土地を訪れていた水木は事件に巻き込まれる。
ストーリーは犬神家のようで横溝正史辺りが書きそうな大人向きな内容だ。思いがけない哀しい犯人だったり人間の勝手さを描いたり。
若き日の鬼太郎のオヤジがイケメンで声もいい。
ネズミ男が若い。
天気も気候もよく気持ちいいことこの上ない。
半袖の陽気だ。
SOMPO美術館はいつ来ても混んでいる印象だが今日は日曜だが思ったほどではない。「北欧の神秘」展がやはり地味だからか。
展覧会はとても興味深い面白いものだった。
色が美しい作品がたくさんあったが売店のポストカードはずいぶん色が違っていて驚いた。
ピンク色が印象的なノッルマンの「雲の影」、山に横たわる雪が光って見えるオッスルンドの「カッルシユーン湖周辺の夏の夜」大胆な筆使いと色が綺麗なムンクの「フィヨルドの冬」ゴッホのような雲の形と青基調のノスタルジーを感じるヤンソンの「ティンメルマンスガータン通りの風景」が特によかった。
プロムステットの「初雪」「冬の日」もシンプルすぎる線が素敵。エウシェン王子の
「工場、ヴァルデマッシュウッデからサルトシュークヴァーン製粉工場の眺め」は
ノスタルジーを感じる。雪の質感がすごいパリストゥルムの「ストックホルムの
水辺の冬景色」、スモーキーな冬景色のスパッレの「ヘルシンキの冬のモチーフ」、
そしてムンテの「山の門の前に立つオースムン」などの壁画のような北欧神話や民話を
描いたシリーズもとても楽しめた。
すごく楽しめた展覧会だった。
図書館に最近入荷されて紹介があったので最近書かれた本かと思ったら
明治時代から皇室に仕えていた仕人のエッセイ。
どちらかというと明治大正時代の皇室の話が主だ。
乃木大将の人となりや殉死の話など興味深く読んだ。
色々な人のエピソードなどが出てくるのだが脚注にその人の書かれている内容が
何々藩出身と普通に書いてあって昔を感じる。
ネトフリでこのドラマを見る。
桃李の映画版も見たのだが扱っている事件も違うらしく内容も今に近い(コロナとか)
ドキュメンタリーではないので全てが真実ではないのだが現実の事件と
いちいち重なるので現実のニュースをおさらいしたくなる。
綾野剛演じる村上の心が壊れていう様子もすごかったし若い頃の様子が
若く見えるのがすごい。弱々しく見えるのもいい。
見た後に疑問に思うところがあって答え合わせをしたくてyou tubeを漁ってみたら
かなりネガティブな映像が多くてびっくり。内調のシーンでも政府発信の情報を
ネットサポーターに流してサポートしてもらうようなところがあったが
だからXを見ていても過激なポストがあったりするのかなと思ったりして。