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「国宝 興福寺仏頭展」 東京藝術大学大学美術館

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藝大美術館は小ぶりだが、いつも興味深い展示があり面白いと思うことが
多い美術館だ。
 
今回の興福寺仏頭は火災で胴体を失ってから行方不明になり五百年後に発見される
という数奇な運命をたどる仏様だ。
厨子入り木造弥勒菩薩半跏像が最初にあるのだが、納めてある厨子も
色鮮やかで美しく、もちろん弥勒菩薩も華麗だ。
3センチのヒノキの板に彫られた板彫十二神将像も躍動感あふれ、見ていて
とても面白い。
木造十二神将立像がフロア一面に飾られライトアップもされて興味深く見ることが
できる。どの立像も風に衣類がなびき、いつでも戦闘態勢ばっちりな様子。
どの顔も強面なのだが、顔が中心に集まっている顔立ちがどことなく阿修羅像と
顔が似ているように思えた。どちらも慶派の作品なのだろうか。
 
ちょっと物足りないくらいの展示数だが、あまり疲れずに見れるのでいい。
ただ管内の移動にエレベータを使わなきゃならないのが玉にきず。
イヤホンガイドにみうらじゅんいとうせいこうの対談があったのだが、
もっと長く話し込んでくれていてもよかった。