今回もとても面白くためになった。
へそくりをやりくりしてやっと貯めたお金で行ったハワイ旅行。そこで憧れのヴィトンの長財布を買う。帰国後わかった夫の借金返済のため泣く泣くメルカリに。その財布のその後の持ち主達の物語。最初はみづほの節約ぶり、苦労ぶりが描かれる。洋服もいかに安く手に入れるか。ユニクロは高いし他の主婦達とユニクロ被りすることもあると。そうだ、かぶるよな。
この本の表紙のほんわかな様子からは想像できないほどなかなかのクライムサスペンスぶりの展開で読んでいてドキドキハラハラ。
出てくる男たちの愚かさぶりにイライラ。
FXの教育商材を売っている2番目の財布オーナーになった文夫はどうしようもない状態だったが最後に希望のある終わり方で心から安心した。
最後は一番初めに出てきた専業主婦みづほがまた出てくるのだが彼女も築古不動産購入を機に複数の不動産を持つようになりとても逞しい。
奨学金の返済に苦労している女性達も出てくるのだが私の会社でも奨学金を返済している子がいて大変そう。奨学金問題はアメリカのものと思っていたが貧しくなってきた日本でも大いなる問題になってきたんだな。
原田ひ香の本を読むとやはり不動産があるといいのかしらと思うが手が出せないよな。
でも読んでいて勉強にもなり、面白くもありとてもよかった。
