「超ヤバい経済学」 

 

 

すごく面白い本だった。

日本語の翻訳がちょっとクセ強なのが気になったが。

 

真面目に男女の賃金格差も語られていていて意外にフェミ本でもある。

売春婦の実態にも迫っていて真面目にリサーチしている。

昔は娼婦を雇って仕切っていたのは女性だったがだんだんと男性に

取って代わられる。

ある高級売春婦になった女性の話もすごく面白かった。

はじめは興味本位でだんだんと商売として経営者として成長していくさまが

すごい。そのうち食事とか買い物とかセックスなしの時間も顧客と

過ごすのだがそうなった方がさらに稼ぎが高くなっていった。

そして最後は経済学の勉強に目覚める女性。

 

女性が稼ぎが男性より低い理由も述べてある。

まず女性はファイナンスを受講する講座数が少ない傾向にあり

ファイナンスの知識の有無が生涯賃金と強く相関。

女性は男性より働かない。MBAになってからの十年後、調査対象の女性たちは

平均で週に52時間働いていたが男性は58時間だったそう。

女性は出産などでキャリアの中断が多い。しかも女性は子供ができると

そちらに時間を取られがち。

などの理由で同じ学歴やキャリアを得ても男性よりも低くなってしまうようだ。

 

後半は主に自然環境や災害などについて書いてある。

ハリケーンなどもどんどん規模が大きくなっていると思うがそれも

未然に防げる術を考えている人がいる。

海面上昇の大部分は水の温暖化による熱膨張で氷河が溶けているからすすんでいる

わけではないという主張も面白い。

 

とにかくへーが詰まっている本だった。