「コロナ後の世界」 大野和基編

 

 

コロナ禍の中に現代最高峰の知性6人にインタヴュー。

ジャレド・ダイヤモンド、ポール・クルーグマン、リンダ・グラットン、

マックス・テグマーク、スコット・ギャロウェイ、スティーブン・ピンカー

の6人だ。

みんなから出てくる言葉はレジリエンス

 

GAFAについても言及されている。

広告収入を収入源とするビジネスモデルは読者がクリックでより多くつながる

ことを求める。繋がりを促す一番の要素は怒りなので

対立と激怒を煽る投稿こそが多くのクリックをもたらす。

するとアルゴリズムで多くの繋がりを感知して、いい記事と判断し

人の目に触れる機会を多く与え、GoogleFacebookでのランキングが

あがるという。

だからネットの中での世界は荒んでいくのね。

 

GAFAの中ではAmazonが強いという意見が二人から出ていた。

動画配信などNetflix でもDisney plusでもAmazonやアップルに

手数料を払っているというのも当たり前だけど初めて気づき

強力なプラットフォームだなと。

 

興味深く読めた。