六本木って緑が多くて建物もおしゃれでいいなと毎回この辺を
歩くと思う。 この美術館も緑に囲まれ雨が降っていたから
より鮮やかに映える。
なんとなくクリムト展と思っていたがそうではなく
ウイーンの世紀末から近代化していく文化や芸術の歩みを
紹介している感じ。
絵画だけではなく建築や工芸品、グラフィックなど多岐にわたる。
クリムトは初期の写実的な絵もある。
アレゴリーとエンブレムのための原画シリーズのひとつが
母子の愛らしい絵を囲む若く美しい裸体の男性(天使?)の
一人が正面を向きすごくアンニュイな様子が色っぽくていい。
ウイーン分離派の他の画家の作品も面白かった。