「六月大歌舞伎」 歌舞伎座

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「寿式三番叟」

幸四郎と松也の踊りだが見目麗しく踊りも上手で面白い。

踊りだけの演目は少し退屈することが多いのだがそんなことなく

ずっと楽しめた。

 

「女車引」

 

「梶原平三誉石切」

吉右衛門が梶原平三景時を演じるがせりふが少し聞き取りづらく

感じる。今日はあまり大向うからの声が掛からないなと

思っていたらこのあたりからかかり始める。

 

「恋飛脚大和往来 封印切」

これが目当てで来たのだ。仁左衛門さんが忠兵衛で孝太郎が

傾城梅川で、愛之助が悪役丹波屋。秀太郎もおかみで出ている。

いわゆるきれい目系の優男で眼福のにざさん。

愛之助が一緒にでることが普段あまりないのでうれしい。

愛之助演じる丹波屋が忠兵衛の真似をするところは

びっくりするくらいにざさんのしゃべり方や声になっている。

店のお金に手を出しこの後はどうしようもなくなるというところで

話が終わるのだが見ていてドキドキ。

つかまって処刑されるなんてところまで行くかと思ったが

それはほのめかし程度で夜逃げシーンで終わる。

 

これを玉三郎で見たかったなとふと思ったり。