金曜日の夜間延長が一番混雑がないと思って5時頃に
行ったが大混雑で入場10分待ちと言われた。
びっくりしたがそこまで待たずに入れたと思うが
私が帰る6時頃には列がさらに伸びていて驚いた。
クリムト展に入って初めに目に入る作品が
「ヘレーネ・クリムトの肖像」がある。
白いドレスを着た少女のような横顔の女性像だが
いわゆるきらびやかで極彩色のクリムトの絵とは
対照的に少ない色彩でまとめたこの絵がすごくきれいで惹かれる。
他にも地味な色合いの作品がちらほらあって新鮮で美しかった。
風景画「アッター湖畔のカンマー城Ⅲ」も優しい色できれい。
壁画の「ベートーヴェン・フリーズ」もきれいとおどろおどろしさが
混在していて圧巻だった。