映画「記者たち~衝撃と畏怖の真実」  シネシャンテ

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最近見た「バイス」と時期も重なり両サイドから見れて面白い。

 

世の中がテロの恐怖に陥れられてから何が正義か

正常な判断が下せなくなり戦争を反対しようものなら

非国民扱いになっていく時世が怖い。

みんなから白い眼を向けられても自分たちが正しいと思うことを

しようとしている記者たち。

主人公周りの女性たちは声高ではないが正しい認識を持って

いろいろなことに疑問を持っているのがすごい。

それはインテリの女性とかではなくごく普通の女性たちだったりする。

 

パウエルさんはあの政権での唯一の良心だったのだな。

あのメンバーの中で彼が政権中枢に入っていたということも

不思議だが救いだ。

今になってあの時代を不正や判断の間違いを暴くような映画が

立て続けに作られるアメリカってのもある意味正義。