映画「君の名前で僕を呼んで」

 

 なんとジェームス・アリボリーが脚本とか・・

昔は彼の映画をすごく好きでよく見たわ。

そして彼の映画のように美しいイタリアの自然やギリシャの叡智に

魅せられているエッセンスを感じる。

 

主人公の男の子は横顔がギリシャ彫刻のように濃くて美しい。

そして明るい光に包まれた夏の美しいイタリア。

男の子の弾くピアノはベーゼンドルファーでかっこよすぎる。

彼が恋に落ちる年上の学生オリヴァーはもっと年上に見える。

 

見逃しただけかもしれないが、なぜイタリアなのにフランス語

コミュニティ?その家族だけならフランス系なのねでわかるが

周りの友達たちもフランス語を話したり・・

そして英語もnative。

 

ヨーロッパ人は愛に寛容な気がする。

たとえ同性に惹かれていても愛することはいいことと捉え

理解がある。父親が「年を取ると体は衰え心はすりきれ

誰にも見向きもされなくなる」だから今はつらくても

そんな経験をできたことはすばらしいというようなことを

いうのだが真実過ぎて痛い。