ハリウッドの 売れっ子脚本家の男性はパリに住むことにあこがれている
ロマンチック男性。一方の婚約者の女性はマリブに住むハリウッド生活を
望んでいる。彼女の父親の仕事に便乗して一緒にみんなでパリに旅行中
男性はひよんなことからタイムスリップをしてしまう。
ウッディ・アレンらしい言葉劇。主人公は自意識過剰でおまぬけで。
ファンタジーなのもアレンらしくて面白い。
それにしても父親が具合が悪くなってホテルに戻るや、ハウスドクターを
呼んでとホテルに電話をしていたがいいホテルにはドクターがいるものなのか?
友人のカップルの男性が物知りの薀蓄くんで、それに女性陣は「素敵!物知り!」と
絶賛だったが、この知ったか男性はロダン美術館でカミーユのことを
説明するガイドに内容の訂正をしていて、さすがアメリカ人。
一般人にならともかくガイドの説明に反対意見を言うか!?と主人公の男性が
さりげなく反撃していたので安心したが。
以前ブラジルに行った時、入国審査でvisaのなかったアメリカ人が入管のおやじに
“I don't need visa"と言っていたのを思い出した。