「STATE WITHIN」

ワシントン発ロンドン行きの旅客機が出発後すぐに
テロにより爆発。
犯人は英国籍のイスラム過激派だった。


対応に追われる英国大使のマークは調べるうちに
だんだんと事件に不審を持っていく。
マイアミで無実を訴えながらも死刑の確定している
フォークランド英雄の元イギリス軍人。
彼を救うべく英国大使館の人権担当のジェーンも
彼のために動き回るうちに驚愕の真実を突き止める。
米英が擁護するも、人権侵害や独裁をやめない
チルギスタンのウズマン大統領と
政府の転覆を図る反体制派。


複雑に絡み合う真実の中、身の危険を感じながら
事件を追うマーク。
このテロはアメリカの政府がかりの工作なのか?


この枠のドラマは中々秀逸で面白いものが多い。
色々な人が出てきて、だんだん誰が誰なのか
分からなくなっていったりもしたし
疑問も出てきたのだが、放送後いくつか
サイトで検索してなんとなく話がつながった。
(それでも不明点はまだあるが)


なかなかに重厚なドラマなのだが
プロデューサーや脚本家などは女性だったらしい。

強気の国防長官リン・ワーナーが恰幅のいい白人のおばさんで
黒人大統領も誕生したことだし
女性の国防長官で現れるのもきっともうすぐなんだろうと
思いながら見た。


マーク卿がサスペンダーをよくしていて
イギリス人の上流の皆様はよくしているのかなとにっこり。