「超恋愛」 林真理子 江原啓之

超恋愛

超恋愛


恋愛の真実や法則をたんまりと盛り込んだ対談本。

恋人ができない女が相手のことを本当には考えていない。
彼のことを観察していないからツボも抑えられない。
自分のことばかり考えているというのは耳が痛い。


それと私が常日頃思っていたことがばっちりと書いてある。
それは「人間は基本的には淋しくないと恋愛できない」ということ。
やはりさびしがりやじゃないと結婚できないなとずっと
思っていたので、やはり真実だったかと納得。


「いい男ほど押しに弱い」というのはちょっと驚く。
渡辺淳一先生から林真理子が以前聞いたというので
きっとそうなのだろう。


聞き上手はもてる女の条件だが「全許容」はむしろダメらしい。
最初はよくてもいづれ捨てられる。適度に自分の意見が必要。


「自分のモテるテリトリーを知るには自分を知る」というのも
そんなテリトリーというものがあるのか疑問の私はびっくり。
いづれにしろ、自分のテリトリーでないと判断したら
最初から手を出さないというも大切。
そしてモテる人だと噂が立てばまたモテる。男女問わず
モテオーラがでるらしい。
男は納豆と一緒で一粒すくうと後から大量についてくるという
名言を林真理子が言っている。


「出会いがない」と言っている人は恋愛の怠け者だ。
「女性だったら自分が歩く道はすべてが社交場、出会いの場と思え!」
だそうだ。きっかけは自分から作る。
人間というのは自分の本能では意識してないところでその人のことを
すごく気にかけているので、お互いそうだと何度も偶然に出合ったりするらしい。
テレバシーが呼応しているのか?
人は誰しもぴったり合う要素を察知する能力があるらしい。


でも一番肝心なのは「想像力」というのは良く聞く。
相手が何を望んでいるのかとか想像していくのが大切。
これは色々なところで何度も聞いている。


この本の感想は、いろいろと書いてあったことが
ほとんどすでに知っていることなのにもかかわらず
なぜ私はうまくいかないのか?
それは実行力がないから!
そこまで知っている完璧な私に道はない!?