「同調圧力のトリセツ」 鴻上尚史 中野信子

同調圧力のトリセツ(小学館新書) 作者:鴻上尚史,中野信子 小学館 Amazon 二人の対談だがとても興味深い物だった。 女の子は成績がいいことにインセンティブがないという話で 鴻上さんが小6の子供達を見ていると男女の能力差に驚くという話が出てくる。 女…

「人間関係の心理学」 オンライン&リアルのトラブルを回避  

ゼロからわかる オンライン&リアルのトラブルを回避 人間関係の心理学 作者:ポーポー・ポロダクション 日本文芸社 Amazon この本はすごく役に立つことが書いてある本なのだがイラストが多用されていて 軽いタッチなのでそんなふうには感じられない。 いつで…

「ストレス脳」 アンデシュ・ハンセン

ストレス脳(新潮新書) 作者:アンデシュ・ハンセン 新潮社 Amazon すごく興味深い本だった。 最近昔に比べてメンタルの病気になる人が最近は増えていると感じる。 著者の国スエーデンでは8人に一人がうつの処方箋を受けているそうだ。 でも心配性の人の遺…

「教養としてのラテン語の授業」 ハン・ドンイル

教養としての「ラテン語の授業」――古代ローマに学ぶリベラルアーツの源流 作者:ハン・ドンイル ダイヤモンド社 Amazon 近所の図書館のおすすめにあって興味を持った。 著者は韓国人でバチカン裁判所の弁護士。イタリア語やキリスト教、法学に加えて ラテン語…

「理系に学ぶ。」 川村元気

理系に学ぶ。 作者:川村 元気 ダイヤモンド社 Amazon 川村元気が理系の人材とインタビューした本。 命が長くなると癌になり、癌を治すとアルツハイマーになるのと一緒で 自然はバランスされていて何かをイジると何かが失われるようになっていると いう話を伊…

「言い換え図鑑」 大野萌子

よけいなひと言を好かれるセリフに変える言いかえ図鑑 作者:大野 萌子 サンマーク出版 Amazon ちょっとした言い換えが非常に有効とよくわかる。 「つまらないものですが」と言わず「気持ちばかりですが」とか。 「何でも言いたいこと言っていいよ」というよ…

「幸福の『資本』論 あなたの未来を決める3つのしほんと8つの人生パターン」 橘玲

幸福の「資本」論――あなたの未来を決める「3つの資本」と「8つの人生パターン」 作者:橘 玲 ダイヤモンド社 Amazon 橘玲って名前が女性っぽいから女性なのかとしばらく思っていたのだが 本を読むと男性と感じる。でもこの本を読んでいたらジェンダー感覚が…

「マイクスパイ・アンサンブル」 伊坂幸太郎

マイクロスパイ・アンサンブル (幻冬舎単行本) 作者:伊坂幸太郎 幻冬舎 Amazon 虫のように小さいスパイ、マイクロスパイの話。 ファンタジーで最近の伊坂幸太郎のお話は要約ができない。 そして彼の作品は女性がしっかりして逞しいというか 対等な感じで描か…

「夜明けのM 林真理子」

夜明けのM (文春文庫) 作者:林 真理子 文藝春秋 Amazon アンアンの連載を集めたもの。 カトマンドゥに行った話が興味を引かれた。 小型機の遊覧飛行でエベレストを見れるらしくその体験が書かれていた。 これはのってみたい。 以前イグアスを遊覧飛行したが…

「フランス人は10着しか服を持たない2」ジェニファー・L・スコット

フランス人は10着しか服を持たない2 作者:ジェニファー・L・スコット 大和書房 Amazon 今回の内容はファッションより暮らし方にフォーカスしているような。 翻訳者が日本向きに内容をカスタマイズしているのではと感じる部分も。 美容関係で試してみたいの…

「快適生活のお手入れ手帖」 美活生活クラブ編

快適生活のお手入れ手帖―衣服、小物、住まい 「お気に入り」を美しく、清潔に、長く使うコツ はまの出版 Amazon 洋服の選択や手入れ、掃除の仕方などの知恵が詰まった本で 色々役立ちそうな内容。 とりあえず洋服に関しては帰ってきたら「ブラシをかける」も…

「とあるひととき」 

とあるひととき: 作家の朝、夕暮れ、午後十一時 平凡社 Amazon たくさんの作家達が朝、夕暮れ、午後十一時をテーマにエッセイを記したものを 集めたアンソロジー集。 どれも短く中には味わいのあるものもあり、イラストも都会的でシンプルな絵で とてもおし…

「父が娘に語る美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。」ヤニス・バルファキス

父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。 作者:ヤニス・バルファキス ダイヤモンド社 Amazon ギリシャの経済危機の時に財務大臣を務めたバルファキスが易しく説いた経済の本。 とてもためになるし面白いしわかりやすい! こ…

なかなかじぶんで決められない人のための「決める」技術    柳生雄寛

なかなか自分で決められない人のための「決める」技術 作者:柳生 雄寛 ディスカヴァー・トゥエンティワン Amazon いつも決められない私のための本と思った。決められる人と決められない人は どういう行動を取るか比較が各章に書いてあるがまさに私は決められ…

「アダム・スミスの夕食を作ったのは誰か?」 カトリーン・マルサル

アダム・スミスの夕食を作ったのは誰か? ; これからの経済と女性の話 作者:カトリーン・マルサル 河出書房新社 Amazon フェミニズムの視点から経済を語った本。 アダム・スミスが本を執筆できたのは彼の母親がせっせと食事を作ったり 彼の身の回りの世話をし…

「ジェイソン流お金の増やし方」 厚切りジェイソン

ジェイソン流お金の増やし方 作者:厚切りジェイソン ぴあ Amazon お金の増やし方についての本。 彼自身はお金の勉強もすごくしていると思うが暗号資産や信用とかに 手を出すのではなくインデックスファンド一択のようでそれもびっくり。 節約して貯めたお金…

「遠慮深いうたた寝」小川洋子

遠慮深いうたた寝 作者:小川洋子 河出書房新社 Amazon 小川洋子のエッセイだが各話が短編小説のように優しく美しい。 そしてこのタイトルも内容に相応しく珠玉だ。 歩いている時に巨大なグレートデーンが吠えるのに驚いたお母さんが 悲鳴をあげると「でも女…

「武漢コンフィデンシャル」手嶋龍一

武漢コンフィデンシャル 作者:手嶋龍一 小学館 Amazon これもすごく面白かった。 いつものスティーブンも出てくる。 タイトルがタイトルだけにコロナの発生の謎をもっと出してくるかと思ったが それ以外の話や歴史が多くそこはちょっと肩透かし。 舞台は主に…

「情報生産者になってみた-上野千鶴子に極意を学ぶ」 上野ゼミ卒業生チーム

情報生産者になってみた ──上野千鶴子に極意を学ぶ (ちくま新書) 作者:上野ゼミ卒業生チーム,竹内慶至,坂爪真吾,大滝世津子,開沼博,中村かさね,中野円佳 筑摩書房 Amazon 上野さんのゼミではテクニカルな手法のようなものをしっかりと教えていたのだというの…

「おしゃれは7、8割でいい」地曳いく子

おしゃれは7、8割でいい 作者:地曳 いく子 光文社 Amazon 会社に行く通勤服は制服のように決めてしまうのがいいのかも

「人を繰る禁断の文章術(メンタリズム)」 DAIGO

人を操る禁断の文章術 作者:メンタリストDaiGo かんき出版 Amazon タイトルは刺激的だが内容は割と真っ当。 文章を書くときには相手の興味を引くこと、本音と建前もうまく使い相手の心をくすぐり、 損得や相手の悩みにフォーカス、相手の承認欲求を満たすよ…

「ウォール街のランダム・ウォーカー 株式投資の不滅の心理」 バートン・マルキール

ウォール街のランダム・ウォーカー<原著第12版> 株式投資の不滅の真理 作者:バートン・マルキール 日本経済新聞出版社 Amazon この本は第12版とのことで中身も改定している様子。 ぎっしり書いてあるが決して読みにくくなくむしろ平易でわかりやすい。 彼の…

「女ぎらい」上野千鶴子

女ぎらい (朝日文庫) 作者:上野千鶴子 朝日新聞出版 Amazon ミソジニーには女性蔑視しながら女性崇拝も母にはあるというのはすごい合点がいった。 封建男が母を大切にするケースは多いと思う。 男にとって女の最大の役割は自尊心のお守り役。女子がモテるに…

「うまれることば、しぬことば」酒井順子

うまれることば、しぬことば 作者:酒井 順子 集英社 Amazon 我々は言い切る人に対する免疫が開いために上手に言い切る人がたまに登場すると ついていきがちというのは納得。例えば小泉元首相。 曖昧、ぼやかす、断定を避ける言い方、言い切ることの恐怖心が…

「ライフシフト2 100年時代の行動戦略」 アンドリュー・スコット、リンダ・グラットン

LIFE SHIFT2―100年時代の行動戦略 作者:アンドリュー スコット,リンダ グラットン 東洋経済新報社 Amazon 長寿時代に積極的に行動を起こして学びいかに良く生きるかを説いているのだが 怠け者の私にはグサグサ刺さりつらい。 ボやーっとしてい…

「サイコロジー・オブ・マネー一生お金に困らない『富」のマインドセット」 モーガン・ハウセル

サイコロジー・オブ・マネー――一生お金に困らない「富」のマインドセット 作者:モーガン・ハウセル ダイヤモンド社 Amazon 意外に世の中運も影響している。よくも悪くもという。 成功と失敗には運とリスクが大きく影響をしており、何事も見かけほど 良くも悪…

「ディスタント」ミヤギフトシ

ディスタント 作者:ミヤギフトシ 河出書房新社 Amazon 沖縄の離島出身の男性が那覇、大阪、ニューヨークでの出会いと自らのアイデンティティに向き合う。 時間や場所が行ったり来たりする上にファイナルファンタジーのストーリーも細かく描かれて、老化した…

「美術でめぐる西洋史年表」 池上英洋 青野尚子

美術でめぐる 西洋史年表 作者:池上 英洋,青野 尚子 新星出版社 Amazon いただいた本なのだが美術と歴史を解説しており興味深い。

「おばあさんの魂」 酒井順子

おばあさんの魂 (幻冬舎文庫) 作者:酒井 順子 幻冬舎 Amazon 読み始めて内容を知っている気がして既読だったかも図書アプリやブログを 検索してみたが出てこない、記録を忘れているだけかわからないまま 最後まで読んだ。結果どうだったかわからないけど・・…

「限界から始まる」上野千鶴子 鈴木涼美 往復書簡

往復書簡 限界から始まる (幻冬舎単行本) 作者:上野千鶴子,鈴木涼美 幻冬舎 Amazon ブレイディみかこさんの本で紹介されていて興味を持ったのだが 実に面白い本だった。字がぎっしりで読むのに時間が掛かったが。 ジェンダー問題や今の日本の現状など読んで…