映画「新聞記者」

 

新聞記者 [Blu-ray]

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  • 発売日: 2019/11/22
  • メディア: Blu-ray
 

 主人公の女優さんが韓国の女優さんなのが違和感だったが

日本人の女優でなかなか出てくれる人が見つからなかったとか。

でも桃李はいいの?

見ているとどこまでが真実なのかと思ってしまう。

それにしても新聞記者の家って壁に記事やら付箋やらがぎっしり

貼り付けてあるものなのだろうか?

映画「上海バンスキング」

自由劇場のお芝居は大好きで何回も観に行ったがWOWOWで映画がやっていて懐かしくて見た。

深作欣二監督で、蒲田行進曲のヒットがあったからか俳優陣は風間杜夫松坂慶子平田満、宇崎竜童、志穂美悦子というメンバー。

セリフはお馴染みのものも多く曲も然り。

ただ舞台よりも戦争の描写がよりリアルで

見ていて辛くなる時も。

今はコンプライアンスでだめそうなシーンも。

 

松坂慶子のマドカは可愛らしく素直で包容力もあり男性には理想的だ。しかも逞しい。

でも男の都合のいい女には見えない。

 

吉田日出子もすごくよかったなー。

もう舞台を見ることはできないが当時は

本当にかっこいい大人と感じた。

彼女がお嬢様なのは知っていたが串田和美

華麗なる一族だとwikiで知った。

 

 

「風神雷神」原田マハ

 

風神雷神 Juppiter,Aeolus(上)

風神雷神 Juppiter,Aeolus(上)

  • 作者:原田 マハ
  • 発売日: 2019/10/29
  • メディア: 単行本
 
風神雷神 Juppiter,Aeolus(下)

風神雷神 Juppiter,Aeolus(下)

  • 作者:原田 マハ
  • 発売日: 2019/10/29
  • メディア: 単行本
 

 

原田マハの美術ものは大好きで

読んでいて「これはどこまで真実なのか!?」と

思いながら読むのだが、今回は壮大過ぎて…

天正少年使節俵屋宗達、カラヴァッジョが同時代にいたという

ことからのファンタジーで、ストーリーテラー使節団の

男の子だ。出発時はキリスト教が日本でも盛り上がってきた時で

帰った時には時代が変わり彼らは運命に翻弄される。

 

著者が参考にしたという若桑みどりさんの「クワトロラガッツィ」が

読みたくなった。

そういえば昔若桑さんのエッセイ読んだなー。

映画「ザ・ファブル」

 

 

殺し屋に育てられた孤児の天才殺し屋が

それ以外知らずにいたがある日殺しをせずに

一般人として生活をするように命じられる。

穏やかな一般人の生活を拙くも送るうちに

出会ったカタギの女の子に危機が迫る。

 

ちょいちょい笑えるシーンが入るのだが

あの下手絵は岡田准一の直筆だよね?

そして柳楽優弥は危ないチンピラやらせたら

底知れない怖さだ。

「私、失敗ばかりなので へこたれない仕事術」内山聖子

 

私、失敗ばかりなので:へこたれない仕事術

私、失敗ばかりなので:へこたれない仕事術

  • 作者:内山 聖子
  • 発売日: 2019/10/17
  • メディア: 単行本
 

 

テレビ朝日のテレビプロデューサーのエッセイ。

大ヒットドラマをたくさん生み出した彼女が新人の頃から

どうやってきたか、今はどういう点を気をつけているかなどの

仕事術を書いている。

 

彼女は私と同じくらいの年だが、新人時代は職人肌の

怖いオヤジに囲まれて相手にされず苦労したようだが

彼らだけの飲みに参加したり、ぐいぐいコミュニケーションを

取っていきだんだんうまく回っていくのだが

ガッツがすごいと感心。

 

彼女が仕事で揉めても相手の人格攻撃はせず

相手を追い詰めないで逃げ道を残すといのは

喧嘩慣れしてると感じる。

 

「絵を見る技術 名画の構造を読み解く」 秋田麻早子

 

絵を見る技術 名画の構造を読み解く

絵を見る技術 名画の構造を読み解く

 

 絵の見方を技術的に教えてくれる本。

具体的なテクニックが色々あるのだが

自分的にはフォーカルポイントをまず探すということは

今後もまずは気をつけようと思った。

フォーカルポイントとは絵の主役、色が目立つ、

他と比べて大きい、中心にあるなどなど。

特に明暗の差が激しいところで

線が集まっているところ。

 

もう一つ興味を持ったのが色について。

赤、青、黄が三原色で似ていない色同士。

お互い引き立て合う色は正反対の色で補色といい

青:橙、赤:緑,黄:紫の組み合わせだ。

f:id:dji:20200613235130j:image

これは勉強になった。

 

他にもビジュアルリテラシーが上がるテクがたくさん

あるのだが今回はなんとなく流れを知った程度で

よしとしよう。

 

 

 

映画「私は、マリア・カラス」

 

私は、マリア・カラス [DVD]

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  • 発売日: 2020/06/03
  • メディア: DVD
 

 WOWOWで見る。

たくさんの彼女の当時のインタビュー、舞台など映像が見られる。

いつでもメイクバッチリでファッショナブル。

アリアもよく流れ美しい。

意外にも彼女はニューヨーク生まれ育ちらしい。

オナシスとの仲についても描かれている。

ジャクリーンとの結婚も青天の霹靂だったようでそれも驚く。

 

彼女は53歳で亡くなったから若かった。

バリの自宅というが彼女はフランス語も英語も達者でマルチリンガルだ。

 

晩年は歌がうまく歌えず苦労していたようだ。

復帰に向けて練習していたところで亡くなった。

暗い感じになるがエンドクレジットではジャンニ・スキッキの

「私のお父さん」を舞台で歌う彼女で終わるのでほんのりあかるくなる。