「これからの投資の思考法」 柴山和久

 

元財務官僚が5つの失敗をしてたどり着いた これからの投資の思考法

元財務官僚が5つの失敗をしてたどり着いた これからの投資の思考法

 

 「元財務官僚が5つの失敗をしてたどり着いた」とサブについている。

 

著者は元財務官僚でイギリス財務省にもいて、マッキンゼーニューヨーク

でも働いていたという華々しいキャリアの持ち主でどんだけ俺様な人かと

思ってみたらなかなか英語に自信のない様子や自分がいけてない様子を

素直に書き綴っておりすぐに好感を持って読んでしまった。

 

アメリカ人の奥さんのご両親は普通の人なのにプライベートバンク

資産を運用しており、彼のご両親とは10倍の資産格差になっていることに

彼は愕然。

それにより「長期・積み立て・分散」投資の重要性に気付く。

この本の中では一番大切なキーワードになっている。

 

アメリカの株価は長期的にずっと上昇しているので一時的に

暴落があっても長く持てば儲かっているが日本の株価は

株価低迷で長期に持っていても株価があがっているとは言えない。

日本の経済が今後はなかなか難しいのでアメリカや世界のインデックスを

買っていくべきと強く思った。