久しぶりにニザ玉で夜の部に参加。
入ったらまずはスパークリングワインを急いで買って座席へ。
興行的にはよくないのだが、私の隣は空いていたので快適だった。
演目は
1.熊谷陣屋
2.當年祝春駒
3.名月八幡祭
熊谷陣屋はまたかという感じで以前も見たことがあるのだが
吉右衛門の今回はなんとなく新鮮に見れたのは内容を
忘れていたせいか・・
名月八幡祭は美人芸者美代吉を演じる玉三郎とそのヒモの仁左衛門の
ふたりの調子のいいところや腐れ縁、いい男、女だけど悪い奴というのも
彼らにぴったり。丁々発止のやり取りも流れるよう。
ふたりがいちゃいちゃするのもいい。
その一方で痛々しいほど純粋な松緑演じる新助がぴったり。
新助を祭りに引き留める魚惣主人の江戸っこ歌六もぴったりだ。
仁左衛門さんを中心に見ている私は最近似たような演目ばかりで
残念に思っていたのだが、まさにこのような演目を見たかったのだ。
相手も玉三郎でまさに!まさに!
仁左衛門さんの軽やかな動きはとてもあのお歳には見えない。
非常に面白く大満足だった。