「殿様は『明治』をどう生きたのか」 河合敦

 

殿様は「明治」をどう生きたのかII (歴史新書)

殿様は「明治」をどう生きたのかII (歴史新書)

 

 新書版の表紙は高須4兄弟の写真になっている。

幕末から明治にかけて殿様たちはどう生きたか、

14人の生涯を記す。

まず始めは容保、これが読みたかった。

だいたいの内容は知っているものばかりだったが

次の章では松平定敬で弟のその後の生涯もしれ興味深い。

 

幕末の話からつながるため何度も同じエピソードが出てくるが

最近「八重の桜」を復習した私にはわかりやすい。

 

それにしてもかなりの人が明治になってから外国に留学している。

これに驚いた。でも新しい時代になったから外国で勉強をして

日本の制度作りや発展には寄与できていたのだろう。

 

なかなか興味深い本だった。