天才数学者の母が自殺をして叔父とくらすメアリー。
彼女も数学のたぐいまれなる才能があることがわかり
普通の人の暮らしをさせたい叔父と才能を伸ばす教育を
したい祖母が争うことになり・・
メアリーの叔父はボストンの大学教授だったが、今はしがない
ボート修理屋をやって気ままに暮らす。
近所は黒人が多く、母と裁判になっても白人の弁護士を
雇うこともできない。
母は権力の権化で才能と名声をずっと求めている。
母のプレッシャーに押しつぶされたともいえる姉の様子を見ていた彼は
メアリーには数学だけではなく普通の生活もできるバランスのとれた
人になってほしいと思っている。
近所の仲良しの黒人のおばちゃんはHidden Figureにでていたおばちゃんだ。
メアリーとテレビを見ながらノリノリで歌を二人で熱唱するシーンは
やはり黒人はリズム感が違う。
メアリーがとにかくかわいい。そして睫毛が馬のように密集していて長い、
彼女のすごいところは無邪気に叔父に絡みついたりじゃれる
シーンがすごく自然で、無遠慮なほどに足でけったりするのがほほえましい。
でも才能がある人はそれを生かす責任があるよなと思いつつ
明るさの残る終わりになっている。
それにしてもフランクは母親のことをイブリンと名前で呼んでいたが実の母親では
ないの?