「藤田嗣治展」 東京都美術館

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上野駅でいつもと違う出口から出て不忍池沿に歩いていると

ちょっとした旅行に来たような気分になる。

東照宮近くから森に入ると一時的に人気もなくうっそうとした木々に

囲まれ森林浴をしているような静かな気分になっていい。

秋めいた湿気のない涼しい時間だった。

その後はすぐに日曜日らしくいつもの大混雑の上野の森に。

 

藤田はもともとは興味がない画家なのだが、ある日今回の展覧会に

出品される宗教画をみてみたくなった。

ほかにもらしくない絵が多い展覧会だった。

モジリアーニっぽい女、奈良美智っぽい子供、素朴な油彩の初期風景画、

キュビズムもろの絵など。

それにしても彼はさまざまな女性と生涯にわたって恋愛を

してきたようなのでもてる男性だったのだろう。

何人もキーになる女性が出てくる。

 

面白い展覧会だった。