「たゆたえど沈まず」を読んでますますテオに興味を持ち、これを読んでみたくなる。
人の伝記というのは意外に退屈だったりするのだが、これはこれで楽しめた。
出てくる人達も有名な画家たちだったりすることもあろうが・・
大方のテオの人生は思った通りだったが、最後の死の際の彼が
あんなに壮絶だったとは驚く。
もう少し穏やかに亡くなったのかと思っていたのでびっくり。
そしてゴッホの兄弟たちはみんな(テオも含め)何らかの精神病を
患っていたようなので遺伝的に何かあるのかも。
ゴッホの死後、テオが作品をまとめ彼の奥さんがその後それを引き継ぎ
ゴッホの作品がちりじりにならなかったのは救いだ。
テオの奥さんもいろいろと苦労が絶えなかっただろうが
彼女の役割をきちんと果たしてくれたので素晴らしい。
またゴッホ関連の本があったら読んでみたい。