「ライフシフト-100年時代の人生戦略」 リンダ・グラットン

 

 この本が評判になり始めた時にはまるで興味なかったのに、

最近会社で60歳になって会社の働き方が変わった同僚がいて

急に自分の老後を身近に考え読みたくなる。

 

読んでいると人間の寿命はずっと延びていき人生100年時代が

やってくるから、今までの「教育→仕事→引退」という人生では

時間が余りすぎ、お金もかかるから70台後半まで働かないと

いけなくなるなど、最初からどっしりと落ち込む。

でも長くなる人生でいろいろなことを経験できるチャンスが

増えるから途中で再度教育を受けたり、いろいろな土地を

長期に旅行したり、自分で起業したりするべき。

人的ネットワークを広げ自分とは全く違うタイプのロールモデル

見つけ新しい生き方の選択技を知ることが大切らしい。

 

昔の人より今は10歳くらい若くなっていると思うが、

その幅がさらに進んで昔より20歳くらい若くなる時代も近いのかもしれない。

この本でも寿命が延びると言っても寝たきりで何十年も寿命が延びると

いうより健康な期間が長くなるという解釈だ。

実際今の60歳台は老人という感じではないし・・

 

とにかく60歳以降をどう生きるのか今から準備が必要だ。