英語のタイトルはHIDDEN FIGUREというらしいが、
日本語のタイトルはすぐに忘れてしまう。
NASAでのロケット打ち上げに貢献した黒人女性たちの物語だが
大変な数学の才能を持った黒人女性3人が人種偏見や女性差別など
さまざまな障害をはねのけ自分の仕事と信念にまい進する様子に
胸がすく。彼らは才能だけでなく、家庭もあり、子育てもしながら
おしゃれもしてヒールをはきマニュキュアも塗っている。
この中で人種差別も大変ではあるのだが、才能のある彼女たちに
向けられる男たちの嫉妬が一番醜く大変だ。
特別な才能がある人には果たすべき役割がある。
「初めて」の人になる責任もある。
いろいろな苦労もチャレンジもあったが、一緒に励ましあい
働ける仲間がいてこの時期に出会えたのは救いだ。
ジョン・グレンが陽気で勇気もあり公正な考えができる人として
描かれていたが後に女性宇宙飛行士の反対をしていたという話は
本当なのだろうか?