就活の闇みたいなものを見せつけられた気分でちょっとぞわ。
これも青春の1ページなのだろうが、見ていてつらい。
自分探しや成長の過程でもある。
「かっこよくない佐藤健が見たい」と健が選ばれたとどこかで読んだ気が
するのだが、確かにかっこよくない健が見れる。
私の就職時はもっと売り手市場だったからここまでではなかった。
ネット社会なだけあり、OB訪問した先でメアドを教えてもらい
twitterで検索してその人や周りの人をfollowして彼らの生活ぶりを知るなんてのも
すごくこわ~い。
この何気ない検索がギスギスする人間関係を描くきっかけになったりもする。
そして二階堂ふみ演じる女の子がまた心理をぐさぐさとついて健を追い詰める。
菅田将暉が劇中でバンドをやっていて歌うシーンがあるが
すごく自然でいい。歌もバンドらしい。
エンディングテーマの米津玄師はすごく好き。
聞いていてなんとなくスーパーカーを思い出した。