ネットで評判が高いので見に行ってみることにした。
悲しい過去を抱える男の子が天才的な運転技術を買われ犯罪のゲットアウェイドライバーとして働かされている。子供時代の事故以来耳鳴りがひどく
でも音楽を聴いているときは気にならない。
ララランドのような犯罪映画と聞いていたが、確かにいたるところに音楽が使われ
始めのうちは小気味いいほどに軽快に展開していく。
警察とチェイスをする場面では、警察の車も相当すごい動きをしていて
アメリカの警察はあんなにすごいのかと思ったが・・
彼はデボラという女の子と出会い犯罪からは足をあらって真っ当な生活を
しようと思うが、昔のボスが放してくれずずるずると引き受けることに。
そんな中悲劇的な展開があるが最後はハッピーエンドなのもいい。
ボス役のケビン・スペイシーもすごくいい。
悪い男なのだがまるで父親のように感じるところもある。
彼が違うメンバーで犯罪チームを毎回セットアップして計画し、やらせるのだが
最後のメンバーは悲劇の始まりになった。
いかにも悪い男はやはり悪い男だったが、一見niceに見えた男が一番の引き金に
なったりする。
子供の時に両親を亡くした主人公のベイビーは
muteの黒人のおじいさんが養父で育ててくれたのだが、アメリカという国は
こんなおじいさんでさえも子供を養子にもらい育つという文化があるのだと感心した。