菜々緒の出てくるCMシーンが劇中にあるのだが、完成度が高く、思わず
映画なのにCMが入ったと思ってしまった。
この映画は犯罪を描いているのだが、そのきっかけになることを見ていると
社会の問題など気になることも多く、日本は「いじわる」社会になっていると
感じる。みんなに余裕がないのが原因なのだろうか。
悪い点だけ西洋化された考えが導入されている気がする。
映画でも悪意に満ちた日常を見ているとつらくなる。
そんな中でも濱田岳演じる男の子のささやかな恋を応援したくなる。
小さな救いだった。