大ヒットのこの本がどんなもんかと興味を持った。
そこまで大ヒットするほどなのかと正直思ったが面白いことは
面白い。そして思ったほど軽くない。
売れない漫才師の話なのだが、そのうらぶれた生活とか
野心、あきらめなどが凄くリアルである。
生きるのが不器用な男たちがまるで昭和だ。
当然のごとく、貧乏なのだが、彼らだめんずを支える女性たちが
びっくりするほど素晴らしい。聖母のようだ。
包容力のある女性達ばかりなので悲惨な状態でも救われる。
先輩が一時姿を消し、その後現れた時に胸が大きくなっていたという話は
おもろいからそうしたのではなく、借金に追われ闇金ややくざに
見せしめにさせられたのではと思ってしまった。
真相はどうなのだろうか?
お金もかかることだし、貧乏の先輩が自分からそんなことできるだろうか
と思ったりして。
ウシジマ君見ていたからそんな気がするだけ?