大英博物館に行った時にも古代ギリシャの壺とか興味ないな~と思っていたのだが
彫刻もあるようだし急に来てみることに。
さほど混み合ってもいなくて見ることができた。
ポスターになっている「漁夫のフレスコ画」という日本初公開の3600年前のフレスコ画がやはり面白い。牛の顔の「牛顔形リュトン」も今回の目玉だったのだが
すごく迫力があって面白い。
そしてギリシャ彫刻のようなという形容があるように、大理石の彫刻は顔も
体も美しくてなおかつ写実的でもある。あんなに昔にあんなに高い技術で
よく作れたものだと本当に不思議だ。人体(筋肉とか骨格とか)も
きちんと把握できていなかったら作れないだろう。
アルカイック時代のものの展示があり、アルカイックスマイルというのは
ここからきているとは初めて知った。顔は無表情で口元だけ微笑みというのを
いうそうだが、てっきり仏像のような微笑みのことをアルカイックスマイルと
言うのかと思っていた。
興味がないと思っていた壺もそこに描かれている絵などよくみると
面白かったし、「ギンバイカの金冠」なども豪華な金細工があったが
これは豪華すぎてちょっと金の折り紙細工のようにも見えたりして・・