なんとも不思議な話だ。
ひとりでも大丈夫な強い女の子が、人嫌いそうな高校生くらいの女の子や
やさしいおばあちゃん、あばずれさんと呼ぶ女性のもとを
放課後尋ね歩き話をして、家に帰る、猫を連れて。
少女はやたらとしっかりしているようで強く感じるが、
彼女とかかわる女性たちはそれぞれに意味があって出会っている。
文章にするのは難しく、読んでいても???となることが多々あったので
ネットで検索してなんとなく意味がわかった。
ファンタジーでもあり、女性の成長の話でもあり
いい話なのだが難しい。
けがをした猫を助けてからすっかり二人は友達になるのだが、
二人で歩くときに「幸せは歩いてこない♪」と歌う少女に
猫が「ナーナー」と合いの手を入れるのがやたらほほえましい。