映画には行けなかったがWOWOWで放送があったので見る。
高良健吾演じる主人公は不慮の死を遂げた人たちを悼む旅にでているのだが
なんとなく感動押し売り系かなと最初のあたりをみてやめようかと
思ったところ、見続けると面白くなってきた。
彼自身にもそんな旅をすることになった物語があるのは当然としても
彼の家族にも物語がある。その家族を大竹しのぶとか貫地谷さんなど
まわりがすごくいい役者がそろっていて、説得力のある
いい映画になっている。
彼のことを記事にする出版社の男椎名桔平にも物語がある。
みんなに物語があって苦しんで生きている様子にどんどんと引き込まれた。
エンドクレジットを見ていたら、監督は堤さんだった。
そして脚本は大森寿美夫さんだった。
なるほど