村上隆のよさはまったくわからんと思っていたが、五百羅漢は広告で見て
なんだか急に気になり出し、行くことにしたが、混雑もさほどではなく
ゆっくりと見ることができた。
そして通常の美術館では考えられないが、写真やTWEETもOKという太っ腹!
新しいアートの形なのだなと感じる。
明るい色彩と奇想天外な絵を見ていて彼は現代の若冲なのではと思う。
ぽっと出てあっというまに世界で認められるようになった
苦労知らずのアーティストかと思ったが、意外にも藝大に二浪していたり
プレッシャーで押しつぶされそうになったり、
挫折や悩みを知る人間味がある人で驚く。
「意味がないことは大切」というような言葉がどこかにあって妙に
感じ入った。