実に長~い映画だった。
映画館で見るのは勇気がいったことだろう、そしておしりが痛くなる。
園子温らしくエログロ映画だが、主な登場人物はみんな
クリスチャンだ、そしてなかなか信仰心も厚い。
神父の父親と早くから最愛の母を亡くした息子。
穏やかな日々を送っていたが、ある日えろーい女性に父が迫られ
骨抜きにされ、捨てられてからというもの、父は別人に。
毎日懺悔を強いられるものの真面目で普通な少年の息子は
そのネタがないためわざわざ懺悔のネタつくりに精を出す。
その辺からおかしくなっていく。
そんな中マリア様のような女性に出会って・・・
西島隆弘って平清盛の頃から知っているがまるで興味なかったのだが
この映画の彼は無邪気な笑顔がやたらと可愛い魅力的な少年だ。
女装をするシーンも口紅程度で衣装は黒のざわっとした衣装で
長髪の鬘に黒のハットでとても自然。
女装ってこの程度でいいなよな~。
そしてなんといっても満島ひかりがかわいすぎ。
一生懸命で愛らしく、男らしく、エロく、美しい。
自分が男の子ならこんな女の子は一発で好きになるだろうな。
なかなか大胆なシーンもありドッキリするがとてもよかった。
そして安藤サクラもエロい。
彼女は典型的な美人じゃないところが余計エロさを醸し出す。
あ、下屋先生もちょっと出ていた。
ボレロが効果的に使われていて印象的。