- 出版社/メーカー: TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
- 発売日: 2012/03/21
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NHKの朝ドラ再放送を見る。
本放送も途中から評判を聞きつけ見始めたので今回最初から見ることができると
楽しみに見始めたが、前回も意外と最初の方から見ていたのだと知る。
このドラマで周防さん演じる綾野剛を見たときには、名前だけは知っていたものの
顔を知らない俳優で、しかもクローズの印象かヤンキー専門俳優と思っていたのが
あまりにもイメージが違ってびっくりした覚えがある。そして「NHKがま~た
女子受けしそうな俳優をあざとく見つけてきよった」と、「でも私は騙されない!」とひねて見ていた。
今見るともうメロメロ~、可愛すぎ~、美しすぎ~、色っぽすぎ~。
三味線弾いたり、オルガン弾いたりいろいろおいしい。
そしてたった3週間の出演だったとは!
最初からドラマを見ると、やはり実によくできているお話だと感心する。
子役時代の糸子もとてもうまい!もちろんオノマチもすごい。
そして岸和田弁が愛おしい!
毎回出てくるお気に入りのセリフは「ホンマけ?」
これが聞けるとそれだけでなんだかうれしい気分になるし、岸和田弁の
リズミカルなセリフの応酬を聞いているのはとても楽しい。
このマシンガンのようなリズムと、みんな「我が、我が」タイプの中で
周防さんが長崎弁でゆっくりとしゃべっているとすごく興味を惹かれてしまう。
小林薫演じるお父ちゃんも本放送の時にはなんて自己中で理不尽なオヤジだと
思ったのだが、改めて見るとそこまでひどいオヤジではなかったし、
視聴者に愛されるのもわかる感じだった。
そして短期間に撮っているはずなのに、ちゃんと昔の若い時のお父ちゃんは
若く見えるのがすごい。
晩年、糸子が倒れ子供たちが慌てて戻ってくるシーンも、その後回復し
また日常が続くと見えて、ある時、さりげない電話で彼女の死を知らせると
いう展開もすごい。でも大げさでない最後の方が逆にリアルでじーんと来る。
渡辺あやってすごいな~。