「マグリット展」 国立新美術館

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マグリットの作品は商業アート的というか、ポスターとか紙媒体で

見ても面白いと感じる。

 

マルグリットと言えば鳥の形に空がくりぬかれている絵が有名だが

それよりも顔を布で覆った男女がキスをする姿を描く「恋人たち」や

山高帽の紳士が雨のように降ってくる「ゴルコンダ」などの方が面白かった。

でも圧倒的なのは「光の帝国II」だ。

手前では街頭がぽつんとつき家々の窓からは明かりが漏れる街並み、

家の周りを覆う木々も真っ暗で寂しささえ感じるが空は白い雲が浮かぶ

あかるい昼間の青空という絵だ。みんなひきつけられているのか

長く見入っている人も多かった。

なんだか落ち着かないような落ち着くような不思議な作品だった。

 

最近は音声ガイドを借りてみることも多いのだが、

外国の美術館ってどうなんだろとふと思う。

案内してくれるガイド付きツアーとかはあった気がするが今もそうだろうか?

音声ガイドは最近は絵画にまつわる音楽なども入っていて

音楽付で楽しめるのですごくいい。