「ボッティチェリとルネサンス ~ フィレンツェの富と美」 Bunkamura ザ・ミュージアム

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ボッティチェリの作品が多くあったが、「春」の印象ではなく

どちらかというとイコンのようなものが多かった。

そんな中でフレスコ画の「受胎告知」が色も美しく目をとらえる。

天使もマリアも踊るような優雅な姿勢で綺麗だ。

フラ・アンジェリコの「聖母マリアの結婚」「聖母マリアの埋葬」もよかった。

 

ルクレツィアがモデルと言われている浮彫もよかった。

 

あんなにメディチ家に取り立てられたボッティチェリが後年

サボラノーラに傾倒していたというのは不思議だ。

晩年は仕事もなくなりひっそりと亡くなったようだが、

ウフィッツィに飾ってあるあの堂々と美しい絵を描いた画家が

そんなことになっていたとは・・