ボッティチェリの作品が多くあったが、「春」の印象ではなく
どちらかというとイコンのようなものが多かった。
そんな中でフレスコ画の「受胎告知」が色も美しく目をとらえる。
天使もマリアも踊るような優雅な姿勢で綺麗だ。
フラ・アンジェリコの「聖母マリアの結婚」「聖母マリアの埋葬」もよかった。
ルクレツィアがモデルと言われている浮彫もよかった。
サボラノーラに傾倒していたというのは不思議だ。
晩年は仕事もなくなりひっそりと亡くなったようだが、
ウフィッツィに飾ってあるあの堂々と美しい絵を描いた画家が
そんなことになっていたとは・・