「セッション」

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はじめて新宿のTOHO CINEMASに行く。

適当に歩いていたが巨大な建物で目につきやすくすぐにわかる。

ゴジラの顔が建物から覗いていた。

セッションはスクリーン9での上映だったがここはいいスクリーンだったようだ。

 

そしてエスカレーターの段差が大きいのが特徴と思ったが

日本橋のTOHOも同じような段差だったのでここの特徴か?

 

セッションというタイトルは日本語のタイトルで原題は

WHIPLASHという。監督はデイミアン・チャゼル、主演はマイルズ・テラーと

J・K・シモンズで、ジャズミュージシャンを目指す青年のスポコンものと

言った感じだがすごい特訓の仕方。

主人公のニーマンは名門音楽大学に入学し、初めは希望に燃える普通の青年で

彼が恋する女の子もなんてかわいいのだろうと見ていた私だが、そのうち

彼は音楽の練習に時間を割くため彼女と別れ話を始めることになると

女の子もなんだか可愛くなくなっていてこれはメイクなのか演出なのか?

音楽学校も上級クラスになるとすごく緊張感があっていい。

ジャズはゆっくりとしてテンポの様な感じがしていたがすごい早いテンポの

曲も多く、疾走感半端なく体力とテクを駆使しなければというのがひしひし。

楽譜をchartと言っていた。

 

最後にびっくりすることが起こるというのはなんとなく知っていたが

ああなるとはととても驚く。

そしてジャズミュージシャンというのはとっさに合わせる才能があるのだなと

感心。

I'll cue you in !と音楽の途中でメンバーにいうシーンがあるが

あそこは鳥肌もののかっこよさ。そして戸惑いながらもばっちりと合わせて

対応できるすばらしいミュージシャンたち。

音楽映画としてとても楽しめるし、いつも間にか自分でも曲を聴きながら

リズムを取ってしまう。

それにしてもフレッチャーという鬼教師の真相はなんだったのだろう?

単に復讐だったのか、才能を育てるための捨身の作戦だったのか?