「198X年の歌」

石井裕也監督が若い頃に作った短編映画を日本映画専門チャンネルで放映。

若い綾野剛が冷えピタをおでこにはりっぱなしで本を読んだり、歌を歌ったり

時代に文句をいうという。

いけ好かない奴なのだが、こういう人っているよな~と妙にリアルだった。

愛だの恋だのにうつつを抜かしていたのに、急に連絡が取れなくなり本を読みふけり

政治的なことを言ったり、わけのわからない歌を歌ったりする綾野を

呆れた様子で見つめる彼女の目線に共感できる仕組みの映画。