岡田君の女装とポールダンスが全面に出てきてまるで興味がなかったこの映画
だったが、番宣ででていた岡田君の番組で、アンジャッシュの渡部が
すごく的確にストーリーを説明していてがぜん興味を持って見ることに。
岡田君は残念キャラがかわいくていいのだが、こと宣伝の面においては
誰かがセリフを作っておいてあげる必要があるとひしひしと感じた。
岡田君扮するクズ男が交通事故にあって、相手の車に乗っていた人たちが
みんな死んで、彼だけが生き残る。死んでしまった人たちはこの世に
想いを残しており死んでも死にきれない。彼が肉体を使って彼らのの
願いを叶えていくというファンタジーだ。
まず、広末涼子かわいい。おそるべし。彼女は一人息子を残して死にきれない。
高校生役の女の子松井愛莉が素直でとても可愛い。彼女も初恋に思いを残す。
木南ちゃんは結婚まじかで死んでしまい思いを残す。
鹿賀丈史ももと消防署員で、その元部下が佐藤二郎。彼にも使命があった。
彼らはポールダンサーや水商売でかなりなお金を持っており、それをちらつかせて
クズ男に働かせるのだが、そのうちにクズ男の心境もだんだんと変化していく。
ポールダンスシーンもなかなか上手ですごかった。
岡田君の女装は行き過ぎのような・・
年末に見るのにふさわしいあったかい映画だった。