作:クリストファー・ハンプトン
翻訳:小田島恒志
演出:蜷川幸雄
岡田君は髪を金髪に染めているのがすごく似合う。服装もラフな格好や何気ない
セーターが妙に決まっていてフランス人のよう。
やはりスタイルがいいのだな。
そして生瀬さん、岡田君共に声が舞台でよく通っていてちょっと驚く。
レオの「太陽と月に背いて」は以前見たがなんとなく忘れている。
手にナイフを突き刺すシーンは見て思い出した。
だった。ヴェルレーヌは彼女の体に惹かれていたが、今思えば
ロマーヌはまさに適役だった。
映画も今見直すと違うのだろうか?
または演じる岡田君のイメージでそうなるのだろうか?
蜷川さんの舞台らしく3時間近い長い舞台だった。
前回ここにきたのは同じ蜷川さんの綾野剛の舞台だったなと感慨深い。
舞台セットも美しく、カフェ、豪邸、ちいさなアパートなど次々と
場面を展開して興味深い。キャンドルに火が灯されて使われていたのも
本物感がでてよかった。
ランボーの詩が読みたくなった。