「女もたけなわ」 瀧波ユカリ

 

女もたけなわ

女もたけなわ

 

 なんでこの本を読もうとしたのか不明だが、私の気になる本リストにあり

図書館で回ってきたのだが、読んでびっくり!面白すぎる!!

江古田ちゃんは名前のみ知っていたがこんなに面白いエッセイを書く人とは!

酒井順子の本を初めて読んだときのような感動の面白さだった。

 

観察も鋭いし、文章に起こすのも表現豊かで面白い。

 

昔、アジアに貧乏旅行をしたときに紅一点で乗合タクシーかなにかで日本人

複数で旅行した時に、その運転手になぜ彼女を奪い合わないかと不思議がられたそうだが、そういう運転手からも誘われなかったという話もいい。

 

ダンナさんもおっとりとした天然で面白い。

昔、オザケン好きで、好きすぎてむしろ勝手に距離を置いていた彼女が

最近になって行ったオザケンのコンサートでは、隣で全歌詞暗記しているダンナ

が楽しく歌って踊っていたというエピソードに心温まる。

 

モテ関係の話も多いのだが、究極は美人かどうかではなく、モテ雰囲気が

もてるかどうかを決めるというもの納得。自分に自信があればもてるのだ。

そうかもな~。

 

という楽しいエピソード