「ザ・ビューティフル」 英国の唯美主義1860-1900 ART FOR ART'S SAKE 三菱一号館美術館

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写真がピンボケになってしまった。
 
私が行った金曜日の夕方は会期の後半で天気も悪かったせいか
落ち着いてみることができた。
 
最近行ってきた六本木の展覧会と関連ついていて、森アートセンタの半券で
こちらも少し割引になってお得だった。
どの絵も細部まで美しく興味深い。グリナウェイなどは最近の絵本作家かと
思ったがここに一緒に並んでいて驚く。
 
圧巻はアルバート・ムーアの「真夏」
この展覧会の扉絵にもなっているが、色鮮やかで華やか、迫力もあり。
 
この時代に、いままでにない美を追求していたロセッティら芸術家たちは
ジャポニズムやギリシアに傾倒していくと説明があったが、
ギリシャというのは一部イギリス人にとって特別な意味があるのか
映画「モーリス」でも主人公たちがギリシャを理想化していたのを
思い出す。