「医者に殺されない47の心得」 近藤誠

 

医者に殺されない47の心得 医療と薬を遠ざけて、元気に、長生きする方法

医者に殺されない47の心得 医療と薬を遠ざけて、元気に、長生きする方法

 

たまたま貸してくれる人がいて読んでみた。

なかなか画期的かつ衝撃的な内容だ。

かなり売れているようで、医学界でも無視ができなくなりいろいろとあるようだが。

 

考え方はとてもシンプルだ。がんで直るのはもともと「がんもどき」であり

がんではなく、本当のがんであれば発生したらすぐに全身に転移している。

抗がん剤は副作用がひどく意味がない。だったら痛みを取り除くモルヒネなどを

使い最後の時を待った方が無駄につらい思いをせずにすむ。

 

「病気の80%は医者にかかる必要がない。かかったほうがいいのが10パーセント強、かかったために悪い結果になったのが10%弱」という。

下手に薬を飲んだり、手術をしたりしても却って具合が悪くなったりする可能性が

高いというのだ。確かに年を取ったら手術はリスクばかりが多くなるようだ。

糖尿病の薬の副作用で耳鳴りというのがあったが、父が悩んでいる耳鳴りは

やはり糖尿病の薬の副作用なのだろうか?

 

喜怒哀楽が強いほど脳は活性化するので、脳ドリルなんかよりも意識して

喜怒哀楽の振り幅を大きくするらしい。

また下半身には筋肉の3分の2がついていて、歩かないと筋肉が弱り

人間は歩くことで脳幹を刺激するので、「歩けなく」なることは

「脳がよく働かなくなる」ことでもあるらしく、たとえ寝込んでも

手や足の指を動かしたり、それもできなければ目玉を動かせというのも

すごい。ガムをかむとか音読するとかでもいいらしいが。

 

「声を出せばストレスが飛ぶ」

しゃべることで気分転換になり五感や情動も刺激されるので、よっしゃなどと

大声で気合を入れることで「脳のブレーキがはずれる」と言われているらしく

こわい、できそうにない・・・などの脳の雑念が吹き飛び実力以上の力がでるので

大声を出すと本当にパワーに繋がるらしい。やってみようかな?