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「新春浅草歌舞伎」 浅草公会堂

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愛之助猿之助が出演するというので浅草歌舞伎に初めて来てみる。
 
松屋でお弁当を買っていたらいい時間になってしまい慌てて浅草公会堂へ
向かうが場所がよくわからず地図を見ようかと思っていた矢先に
目の前におばさまグループがおり、どうやら公会堂に行きそうと踏んで
ついていく。ところが途中で彼らも場所が不確かと思われやはり自分で
探そうとスマホを取り出したところすぐ近くに見えて安心。
 
浅草のお店が並ぶアーケードは道頓堀の近くにそっくりだ。いろいろなお店が
並んでいてとても興味深かった。和風の小物を売る店や呉服屋、和菓子屋などに
加えてドラッグストアやファーストフードと盛りだくさん。
お店を見て歩くだけでもとても楽しめそうだ。
 
浅草公会堂の中では売り込みや呼び込みの声が飛び交いすごい勢いだ。
お弁当や土産物を売る方たちの呼び込みもすごいし、幕間には席に
プログラム、イヤホンガイド、飲み物、人形焼などを売りに回ってきてすごい。
 
ここは始めてきたが、フロアにイスも多く、外の景色を見ながらお弁当などを
食べられるのでとてもいいと思う。でもトイレは和風が多いらしく、
中高年の女性は洋式でないと使えない方も増えているので、そこだけでも
改築すべきではないだろうか?
 
まずは「お年玉」と称して出演者による交代の新年ご挨拶。
その後、愛之助の「源平布引滝 義賢最後」だ。仁左衛門さんの当たり役という
この役を愛之助は以前ニザさんに教えていただいたと聞いたことがあるが
不安定な屏風二枚で支える屏風の板の上に立ったり、それが崩れて降りたり、
最後は階段に突っ伏すように前に倒れたりとなかなかアクロバティックで
スリリングだったが、あんな危ないことをニザ様をされていたのかしら?
愛之助も顔を打撲したりしないのか心配だった。
 
「上州土産百両首」は猿之助坂東巳之助が因縁の幼馴染の役を演じる。
平たく言うと彼らの友情の物語とお互いを思うがゆえのすれ違いや
不幸を描いており、義太夫狂言ではないので、言葉も分かりやすい。
二人の思いがもどかしく見ていて自然と涙がにじんできた。
オーヘンリーのtwenty yearsという話が原作らしいのでそんなに古い芝居では
ないのだろうが、舞台を日本にして古典のように見える。
 
浅草は劇場も小さ目で(歌舞伎座だってそう大きいわけではないが)
舞台も面白くとても楽しめた。
猿之助はいろいろとあるのだろうが、歌舞伎座でもでてほしいな。