忠臣蔵の後日譚を描く。
大石内蔵助から事件の真実を伝え、浪士の遺族の援助をするように言われて生き延びた佐藤浩市扮する吉右衛門はある日討ち入り前に逃亡した孫左衛門を見かける。
彼も別の使命があった。
内蔵助の隠し子の姫が一途に育ててくれた孫左を慕うさまがいじらしく、
彼女が見初められ悩みながらも嫁ぐまでがしっとりと描かれる。孫左の葛藤や赤穂浪士としての思い、見守る吉右衛門など飽きさせず見せていく。
見た後の満足度の高い映画だった。
そして仁左衛門さん扮する内蔵助様は思いやりも分別もあり、すべてに目配りが
できる素晴らしいお方。ところでこの前見た「映画中村勘三郎」でも思ったが
舞台以外のシーンではおけいこでもいつもメガネをかけていらっしゃる。
舞台ではコンタクトをお使いなのかしら?それとも裸眼??
急に気になった。